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ソーシャルブックマーク活用術

BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

――Buzzurl以外のソーシャルブックマークは利用されていますか。また、その場合は使い分けなどされいるでしょうか。

じつは、元々はてなを使っていて、Buzzurlは試し程度の感覚で使ってみたのです。

最初の感想としては、ユーザー間のコミュニケーションを取りやすい設計になっているなというのが正直なところですね。

今では、はてなは自分のメモあるいはオンラインブックマークとして、Buzzurlはコミュニケーションのための場として使い分けています。

 

――そのような使い分けが生じたのはなぜでしょうか。

大きな理由としてはコメントの機能があります。Buzzurlでは、コメントをしっかりとした文章で書けるという特徴がありますから。

はてなの場合、どうしても一行メモ的なものになってしまいますが、Buzzurlならばボリュームも十分だし、改行も行える。

さらに、他人のコメントに対して返信できる機能もあります。

このコメントの機能に対しては、今までにない新しいコミュニケーションが可能になるのではという期待がありました。実際、Buzzurlのスタッフの方――いわゆる中の人とコメント返信機能を利用したコミュニケーションが行え、非常におもしろいと感じられました。

以前だったら問い合わせフォームや掲示板などで交わされていただろう会話が、なぜかソーシャルブックマークのコメント上で行われる。これはけっこうなインパクトがありましたね

このコミュニケーションの最大の特徴は、とにかく“敷居が低い”ということ。一般的に、サービススタッフのコミュニケーションというものはあまり取っつきやすいものではありません。しかし、コメント欄で交わされるそれは、とくに構えたり意識することもなく自然に行われるという不思議な特徴があります。

――Buzzurlのコメント機能を活用したおもしろいアイデアや展望などはありますか。

市嶋氏2

“自社テリトリー以外でのコミュニケーション”という可能性はあるのではないでしょうか。

企業サイトのあるページがBuzzurlにブックマークされた場合、企業の担当者はそのブックマークに対してコメントを返すことでコミュニケーションを展開することもできます。

サイト内の問い合わせフォームなどに引っかからない場所でコミュニケーションが発生する可能性があるということですね。ユーザーにとっても、Buzzurlのコメントならば敷居が低いでしょうし、これは大いにあり得ます。

もっとも、今のところ実際に行っているという事例は聞いたことがありません。

おそらく、まだそういう手法があることに担当者も気がついていないのではないでしょうか。

しかし、情報がさまざまなサービス上で共有されていく傾向にある中、ソーシャルブックマークのコミュニケーションに対する敷居の低さは注目ポイントであり、いずれは企業側にも対応が必要になってくると考えられます。

もちろん、自社のテリトリー外でユーザーとコミュニケーションを行おうとすれば、社内でのルール策定など超えるべきハードルも多くなりますけれどね。

 

――Buzzurlのお気に入りユーザーの機能などはどのように活用されていますか。

自分がブックマークした記事については、他のユーザーのコメントもチェックするようにしています。

ここでおもしろいし便利だと思うのは、同じ画面ではてなのコメントもチェックできるという点。

というのも、記事の内容によっては、Buzzurlとはてなでコメントの評価がまったく異なることがあるから。ユーザー層の違いが顕著にわかる例ですね。

お気に入りユーザーに登録するタイプとしては、まず著名な方が挙げられます。どのようなソースから情報を収集しているかを参考にしています。

もうひとつのタイプは、自分と同じような方向にアンテナを向けていながら、収集する記事にダブりが少ないユーザー。私にとってこのタイプはかなり重要ですね。

たとえば、海外サイトの記事の収集に関してもこのパターンが当てはまります。私とて、英語の記事ならば何とか読めるのですが、やはり日本語ほどに効率は良くないため、限られた時間の中で大量の情報を収集する必要がある中では、どうしても後回しになってしまいます。

そこで、英語に堪能な方が要約したコメントをチェックするようにしているのです。まさに、ソーシャルな力を活用していると言えますね。

 

――それでは最後に、Buzzurlへのご要望などをお聞かせください。

まず、トップページに詳細なカテゴライズを含むカスタマイズ機能が欲しいですね。

というのも、カテゴライズされていないと、10の記事があってもそのうち読みたいと思うものは1つあるかどうか。

これではあまりおもしろくないし、次第に読まなくなってしまいます。

逆に、10のうち7~8も読みたいものがあれば、自然と頻繁にチェックするようになります。

読みたいカテゴリを選んでカスタマイズできるようなトップページになれば、便利だしおもしろいのではないでしょうか。

もうひとつ、プロフィールに登録した自分のブログ情報などをもっと有効活用した連携ができると嬉しいですね。

たとえば、自分のブログの記事がブックマークされたら、マイページでそれが簡単にわかるといった機能。こうした連携が可能になれば、自分のブログではコメントを閉じていても、Buzzurlのコメントを利用してコミュニケーションを行うことも容易になります。新しいコミュニケーションの形として、ぜひ期待したいですね。

――本日はお忙しい中、ありがとうございました。

 

市嶋 泰樹 氏プロフィール
インターネットプロモーションやWebサイト制作のデジパ株式会社勤務。マーケティング・プランナーとして、コンテンツ企画やWebサイトの分析などを手掛ける。自身のブログは『前向きストラテジー』
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